UFOに乗った宇宙人

アメリカではいま、いっぱいUFOが目撃されているという。

いまは、UFOじゃなくてUAPというらしい。ま、どっちでもいいんですが。

多くの人が指摘しているが、またアミ小さな宇宙人のところでも書いたが、これらUFO現象には疑問点が多い。

まず、UFOつまり、いわゆる空飛ぶ円盤は、いまの人類では解明できない高度に発達した科学技術で作られており、飛行原理が不明であり、製作不可能である。
飛行燃料、エンジン、またその奇妙な動きと高速飛行。

まさに、超科学である。

そして、ときおり目撃される「グレイ」型の宇宙人(?)のその奇妙な姿だ。人類に似ているが、人類ではない、その高度に頭脳が発達しているらしい形に未来人の姿を想像させる。

ところが、である。

彼ら宇宙人(ここでは仮にエイリアンとする)の行動は、まったく高度に発達した人間型生物とは思えないくらいアホな行動ばかりしている。

たまたま出会った人間に段ボールのような味のするパンケーキをご馳走したりするのだから。

そして、彼らエイリアンは、地球を征服するつもりがまるでないようだ。古代からあらわれているわりに、何もしてこない。大規模に攻撃してきて、富を奪うこともないし、奴隷にすることもない。

さらに、UFO以外の超科学的技術がまったく見られない。

たとえば、空中に大きなスクリーンを出して、地球人にメッセージを送ることもしなければ、地球の言語でコミュニケーションを取ることもしない。

よくて、アメリカなどの荒野の田舎で、農夫相手にくだらない会話をする程度である。

地球上に基地を作ることもしなければ、建設物を作ることもない。いや、秘密基地があるという人もいるだろうが、どうして隠れる必要があるのか。

そもそも、なぜに、エイリアンはあんなにホモサピエンスに似かよっていて、同じような背丈で、二本足で立っていて、目が二つで、両手が二本なのか。

おかしいではないか。

宇宙の環境と地球上の環境では違いすぎるはずなのに、似すぎている。昆虫ですら、人間とはまったく違う構造をしているのに、だ。
むしろ、キリギリスやコオロギ、タコやザリガニのような姿であるほうが自然ではないか?

背丈だって、富士山ぐらいあってもいいし、ダニぐらい小さくてもいい。

だいたい、なぜにわざわざ目立つ空飛ぶ円盤でやってきて、ピカピカ光っているのだ?
人類の目に現れないのなら、はじめから姿を現す必要がない。

現代の人類でさえ、遠隔操作の衛星を飛ばしているのに、だ。

イタズラをしているのか?

しかし、である。
1952年、アメリカのワシントンDCの上空にUFOの編隊があらわれ、アメリカ軍と交戦したという。
そして、何の攻撃も通用せず、アメリカ軍は惨敗したのだ。
この争いは2週間続いたといい、当時の新聞にも掲載された。

ほれみろ、エイリアンは超科学を持っている、などと早とちりするなかれ。

それならば、なぜ、アメリカ合衆国は侵略されなかったのだ? 攻撃は通用しなかったが、反撃されただけで、それ以上の攻撃はなかった。

よくよく考えてみると、彼らエイリアンは何も科学的武器を使用していない。というか、物質的な武器、つまり刃物とか弾丸、爆弾、ミサイル、核兵器など、そういった武器をまったく使っていないのだ。

思い出してほしい。超能力人たちは雷を落とすことができるし、電磁波をぶちかますこともできる。
人間の意識を操ることもできる。つまり幻覚を見せることができる。

それに近くないか?

UFOとか、エイリアンとか、どうもUFO現象は、人類よりはるかに進んだ科学技術ではないように思えるのだ。

その使う技術が、人間の考えられる現象を超えているのでスゴク見えているだけで、実はとても原始的、自然的な技術だと思われる。

すなわち、エイリアンは、何もできないのだと思われる。
まったく科学的技術など持っておらず、ただ、人類を目くらましでだましているだけで、手品のように、すごい技術を持っているように偽装しているだけなのだろう。

彼らが持っている科学的技術(らしいもの)は、ただひとつ、UFOという飛行物体を見せることだけで、あとはすべて人間をだます霊的現象(トリック)に過ぎないのではないか?

この霊的現象が、すべての人類を古代からだまし、歴史を操っているのかもしれない。

ファティマ第3の予言などという事件があったが、あれもどうもあやしい。
どうやら、UFO現象と関係がありそうである。