UFO神話ーアミ小さな宇宙人
ごくごく最近まで知らなかったのだが、「アミ 小さな宇宙人」という本が、以前ベストセラーになったにもかかわらず、絶版になっているとのこと。
YouTubeで、その本の内容をほぼ見ることができた。
ひとことで言って、これは、新約聖書、福音書のパクリであって、焼き直しである。まるっきりではないが、この宇宙人はイエスキリストの伝記とほぼ同じである。
たとえば、みんなが見ている前で、真っ白な服になった場面など、まったくマタイ伝福音書の内容と合致している。
問題は、その思想が、現在のキリスト教ではなく、原初のキリスト教思想(といわれているもの)を根本に据えていることだろう。
偶像崇拝を除外している場面からもそれがうかがえる。
その教義は、ナザレ人イエスが所属していたとされる「エッセネ派」というユダヤ教の教義に酷似している。死海文書の内容からそれがうかがわれる。
絶版になった理由も、想像するに、バチカン本部などの現教会が激怒したからではないか? あくまでも勝手な妄想だが。
ぼくたち日本人にはなじみがないが、聖書をいつも読んでいるような熱心なキリスト教信者なら、すぐにわかるし、こんなパクリ書籍など、簡単に書けるではないか。
しかし、これは、この書籍が世界的ベストセラーになったというのが真実なら、将来にとてつもない大きな問題をはらんでいると思われる。
――― UFO神話。
この新しい宗教はあらわれそうになっては消滅しているが、最近、いよいよ、機が熟してきたのではないか。
もうすでに、その兆候はあちらこちらで見受けられる。
キリスト教、イスラム教に次ぐ、第3の大宗教、UFO神話がいよいよ、世に現れる時が来たのかもしれない。
UFO事件にかかわるということは、人々が思っているよりも、ずっと大きな危険をはらんでいる。
そして、その ”UFO神話” は破壊的影響力をもって爆発的に拡散し、世界が闘争に突入する可能性がある。