相応の理 神話・地球大暴露

神話は相応の理を用いた人類共通の物語であるといえるだろう。

スウェデンボルグの言うように、人類の霊魂の内部には人類共通の物語が隠されてあり、それが表出したものが神話である。
それゆえ、民族性や環境によってその表現方法はまちまちであるが、全世界の神話は同じ内容を含んでいる。

ユングが人類共通のイメージについて言及しているのはまさにこのことであるだろう。
それら神話の中でも創世神話はすべてにおいて共通している場面が多い。

・世界の創造
・人類の誕生
・人類の堕落
・巨人
・洪水
・冥界下り
・再生

これらは、さまざまな国や民族における神話に共通したテーマである。

では、なぜ、人類は潜在意識の奥深くに、このような神話を秘めているのか。

ごく最近(令和6年終り頃?)地球大暴露という本を読んだ。スタントン菜穂女史の著書であるが、なかなかに面白い内容だった。

ただし、お恥ずかしい話だが、YouTubeで、「宇宙銀行」という”儲け話” に乗っかってしまって、実行してみたことがある。領収書まで用意したが、ダメだった。

だから、この本によって大金が舞い込む、という期待は捨てている。

この本の内容の7割ぐらいは、そのとおりだなと思った。あとはわからない。
その信じられる内容の最初が、

――あなたが地球に来た時に実は「地球メタバース参加同意書」にサインしていた。

という部分。

ロバートモンロー氏の著書「魂の体外旅行」の220ページに書かれている「事前説明の書類」に押印する、という説明に合致している。そして、「第12章 伝聞証拠」にあらわれる、「TSIの説明書」が、あらゆる神話の原型となっている。
もちろん、実際にそういう書類があったわけではなく、相応の理によって表現されているにすぎない。

つまり、あらゆる人間は、最初に人間として生まれる前に、この「神話の原型」を知らされているはずなのだ。だから、どこの国のどの民族の神話も似かよってしまうわけである。

そして、その神話は、人間の深い記憶を呼び覚まし、それに心動かされるわけである。

なお、実を言うと、ぼくはまだ「宇宙銀行」からの連絡を来る可能性を完全には捨ててはいない。ほんのちょっとまだ希望を持っている。

99.99%あきらめているけれど。