本当の秘密結社
都市伝説の世界では、「秘密結社」がひとつの大きなネタになっている。
しかし、話題に上がるような秘密結社は秘密結社ではない。なぜなら、みんな知っているのだから、秘密ではない。
フリーメーソンリーとか、薔薇十字団とか、確かにそうかもしれないが、少なくとも、名前が表に出ている。知られている。
本当の秘密結社がいくつかある。
よくネット上で話題に上がる「秘密結社 八咫烏(ヤタガラス)」というものは、ない。知らない。おそらく、だれかの創作である。
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さて、ここからは、あくまでもぼくの想像である。事実かどうかは知らない。妄想といっていい。
報道されながら、ないことになっている。誰もが知らん顔をしている。ぼくにとっては、それがもっとも不思議で、恐ろしいことだ。
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しかし、なによりも、いちばんの公然の秘密。
この日本において最古、最強の秘密結社がある。
でもたぶん名前がない。
この結社はおそらく、聖徳太子のころか、それ以前に発生して、現在に至り、多くの著名人を亡き者にしてきた。
古くは、平将門、平清盛とその一族。織田信長、豊臣秀吉とその一族。
最近では、田中角栄、安倍晋三。
どうでしょうか? これを書きながら、ぼくはぶるぶる手が震えてしまう。
もしかしたら、先の大戦の幕引き(敗戦)も、米国との間で秘密の取引をしたのかもしれない。なぜなら、その人たちの組織はしっかりと残っているんですから。
だれもが知っていながら、だれもが言えない。これほどおそろしいことがありましょうか。
その人たちは、冥界にいる生きざる者たちとも手を組んで、自分たちの地位を守ってきた。それゆえに、怨霊を極端におそれている。
明治維新の時、さまざまな歴史上の人物たちが突然に神霊として祀られ、神社が創建もしくは再建されたのも、自分たちが葬った怨霊がこわかったからである。
おわかりだろうか?